認知症患者の見守り・観察ケア

認知症を患っている人の介護で重要なのが、『見守り・観察ケア』です。
認知症の人の生活を阻害しないで、その人ができることを見守って、観察することをいいます。

 

■見守り・観察ケアで大切なこと
認知症の人の生活を阻害しない事が一番重要ですが、ほかにも注意しなければならない事があります。
それは周りの人からの情報交換や協力です。

 

まず、見守っている場所から離れるときです。
見守っている場所から離れるときは、新しく見守ってくれる人に『場所を離れる事』、『離れるまでの正確な情報』をきちんと伝えないといけません。
それは認知症患者の身体の不調や周辺状況の変化において非常に重要になるからです。

 

■健康面のチェック
認知症の人は身体の変化や体調不良を相手に正確に伝えることができません。
記憶障害や判断力の低下で健康管理もおろそかになってくるので、見守り・観察ケアではこの事も本人に代わってチェックするようにしましょう。

 

健康面でのチェック項目として、普段行っている食事や水分摂取状況、排泄時間、顔色や皮膚の異常、服薬情報などがあります。
日常的な生活習慣で少しでもおかしいと感じたら、すぐに医療関係者に相談するようにしましょう。

 

■介護者の立場に立って
認知症に限らず、介護する人の立場を考えることが重要になります。
不安な気持ちに共感したり、相手の話を十分に聞いてあげることが認知症を見守る人に必要な要素なのです。

 

今、どうしたいのか……どうありたいのか……
一緒に考えてあげることから始めましょう。